Re:code ロゴ

COLUMN美容コラム

エイジングを遠ざける、美容液の正しい塗り方

エイジングの根源は肌の深いところで芽生えています。そのため、肌深層に特化する有効成分の凝縮=美容液はマストで使うのがおすすめ。化粧水や乳液(クリーム、オイル)は、水分保持成分や油分といった「肌表面のケア成分」に配合率がとられてしまうので、美容液を使用することこそ、エイジングケアのカギになります。そこで今回は、美容液の塗り方の正解をご紹介します。

1.お手入れ前から手に取るまで、清潔&急がず素早く、が鍵!

基本のキ:手肌は清潔な状態で

私はスキンケアをする前は、洗顔後、少しでも時間が空いてしまったら、顔をぬるま湯ですすぎ、手をソープで爪の裏まで洗っています。雑菌がついた手でお顔を触ると、常在菌叢を乱す原因に。バリア機能が低下して、肌荒れの元にもなるので気を付けましょう。

1プッシュを2回に分けて塗る

ワクチナイザー®の適量は2プッシュですが、余計なものを肌に与えなくないため、とろみ(肌表面を覆うだけのもの)を配合していません。そのため、サラサラしたテクスチャーで、一度に2プッシュだとうまく塗れないことも。1プッシュを2回に分けて塗りましょう。ワクチナイザーだけでなく、一般的な美容液をお使いの方も同様に。 
急いでやらないこと。適当にやらないこと。が大切です。

手にとったら素早くお顔へ

よく剤を手に出してから両手で包んで温めている方いらっしゃるのですが、NGです!
クリームなどのオイル系なら、融点の高いオイルが柔らかくなったり、増粘剤の電荷の反発が崩れてなじませやすくなったりするのですが、有効成分の凝縮である美容液には不必要。かえって、手の温度によって、有効成分の活性が下がる懸念があります。手にとったら、素早くお顔にのせましょう。

2.鏡を見ながらやさしく丁寧に、自分と向き合いながら塗りましょう。

必ず鏡を見ながら塗る

鏡を見ないで塗る方は要注意!
シミやくすみ部分、シワの入り方、フェイスラインのたるみ、睡眠不足や疲れで日によって目元の状況も変わっています。必ず鏡を見ながら、気になる部分をカバーできているか、重点的にお手入れできているか、見定めながら塗ってください。

大切なのは、自分の肌とどれだけ向き合っているかです。

指の腹全体を使って、優しく密着させるように

手のひら全体で抑え込むように塗っている方がいますが、ムラが生じてしまいます。必ず、指の腹全体~手のひら上部までを使って、赤ちゃんの肌をなでる力で密着させるようになじませて。
皮膚は3ミリ以下。角質層は0.02ミリと食品用ラップの薄さです。間違ってもギュッギュッと擦らないでください。

シワに”沿って”塗るのは厳禁!

シワは筋肉に垂直に入ります。たとえば、目元のシワは、目の周りをぐるりと囲む眼輪筋に垂直に入るので、シワに”沿って”塗ると余計にシワを悪化させることに。
筋肉の流れに沿って塗りましょう。

3.忘れがちなパーツケア&お手入れの仕上げは、「引き上げ」を意識して

盲点部位=口元~エラ部分も塗り忘れなく

30代後半から40代にかけて発生するのが、顔の下半分のたるみ。
口角が下がり、フェイスラインがたるんで、顔が大きくなってしまいます。特に、口元~エラ部分は塗り忘れが多い盲点部位。引き上げるように意識して塗ってください。

最後の仕上げ=手のひらフィックス

最後に、手のひら全体で、「これが私の理想の輪郭」という位置でラッピングしましょう。
2段階がおすすめ。
① まず、V-Shapeを意識して。顎~耳下まで手のひらで包み込み、優しく引き上げてフィックス。
② 次に、目をパッチリさせるために、こめかみを包み込み頭皮側に優しく引き上げてフィックス。
息をふぅーっと吐きながら、行ってくださいね。自律神経も整えられます。

どんなに素晴らしい美容液を使っても、適当なケアは、適当な肌を作ってしまいます。正しい方法で、毎日きちんと肌と向き合いながら、スキンケアをすると格段に違いが生まれますよ♪

PAGE TOP