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COLUMN美容コラム

リフトアップ効果倍増! カンタン頭皮マッサージ法

1.意外!頭部には老廃物が溜まりやすい?

「顔」は毎日必ずお手入れしている部分。では、頭皮はどれだけの人が毎日ケアしているでしょうか? 考えてみると、頭皮と顔の皮膚はつながっていますから、継続して定期的にケアしていれば違いがでてくるはずです。頭皮マッサージをしている人は、「シワが少ない」「リフトアップしている」「年齢よりも若い!」といわれる理由がそこにはあるんです。

頭皮の土台は「不随意筋(ふずいいきん:自分の意識下で動かすことができない)」と「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく:前頭筋と後頭筋をつなぐ結合組織の膜)」で成り立っています。つまり頭皮は、自分の意思で動かすことができないので、ストレスや冷えなどを放っておくと固くなりやすい部分でもあります。さらに頭頂部にはポンプの役割を持つ筋肉がないため、血流が滞り、老廃物が溜まりやすくなりがち。結果、美肌にも大きく影響してきます。しかも年齢とともに固くなった部位はほぐれにくくもなるので、注意したいですね。

だからこそ、頭皮マッサージをやるかやらないかで、お顔の美しさが断然変わります。ぜひ日々のお手入れに実践してください。

2.実践でぼやけた顔立ちがパッと明るく

前頭筋(額)~頭頂部(帽状腱膜の真ん中あたり)
額の生え際から頭頂部まで引き上げあるように。3回ほど繰り返す。
→前頭筋は眼輪筋と繋がっているため、目がパッと大きくなります。

後頭筋(後頭部)
後頭部全体をつまむように揉む。
→頭皮は前頭筋と後頭筋をつなぐ結合組織の膜=帽状腱膜が大部分を占めているので、前頭部だけでなく、後頭部もしっかりほぐすと、帽状腱膜の部分の血流やリンパの流れも正常化でき、美肌とリフトアップに有効です。頭皮マッサージというと、後頭部をお忘れの方が多いです。せっかくのケアが片手落ちになりますので、気を付けてくださいね。

側頭筋(耳上
①耳上をほぐす。人差し指・中指・薬指の3指で円を描くように。
②目の脇、顔のサイドから耳上を通り斜め上へ引き上げる。3回程度繰り返す。
→意外と知らない方が多い側頭筋。顔の頬骨筋、咬筋とも影響しあっているので、頬や口元がぐっとリフトアップします。ほうれい線にも有効。

3.頭皮マッサージはいつ行うべき?

Rear view of young woman bathing under shower in bathroom

<タイミングはバスタイム>
お風呂上りなど身体が温かい時がベストです。寒いと体は全体的に固くなるため、ほぐしにくく、効率が落ちます。忙しい方は、お風呂でシャンプーする際に、マッサージ法を意識して行って頭皮をほぐすのがおすすめ。

<手で行う以外のケア方法>
頭皮ブラッシングもおすすめです。頭皮に刺激がないパドルブラシなどで丁寧にブラッシングを行うことで、血流がアップし、老廃物を流しやすくなります。

気温や気圧の変化が大きく、身体全体が固く滞りがちな春。ブラッシングだけの軽いマッサージでは追い付かないという方、電気ブラシも試したけれど、効果はあるもののピリピリ痛いという方、手でのマッサージはかえって肩が凝ってしまってやりきれないという方は、マッサージャーを使用するのもおすすめです。 

頭皮マッサージをすると、酸素が脳に行きわたるため、頭もスッキリして仕事もはかどります。代謝が不安定な春、ぜひ頭皮マッサージで、顔のエイジングケアを倍増させましょう。

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